
今月鑑賞した映画を映画館出たての心持ちで紹介していきます。いうならば感想のシアターカット版とでも申しましょうか。
パンフなど読み込んだディレクターズカット版はフィルマークスに書いてます。
今月の映画はこちら
・映画ちいかわ 人魚の島のひみつ(7/24公開)
また今月公開の映画じゃないじゃないか〜!と突っ込まれそうですが、あまりに勧められすぎて、無視できなかった…!
観る人に残された余白の多い映画ですから、まだまだ需要はあると思うのですよ。語ろう!
あらすじ
公式あらすじ
ある日、ちいかわとハチワレが広場でくつろいでいると、突如として顔にチラシを貼り付けたうさぎがやって来る。ハチワレがそのチラシを確認すると、それは「特別な島へご招待」と書かれた招待状であった。 チラシに記載された魅力的な言葉に釣られ、島合宿に行くことを決めたちいかわたち。チラシの内容を怪しがるラッコとともに乗船し、島に上陸したちいかわ一同は島民から大歓迎で迎えられる。
楽しい時間を過ごしていたちいかわたちだが、島に住む巨大な“セイレーン”が島民を次々と連れ去っているという事実を聞かされ、セイレーンの討伐計画に巻き込まれていく。 ひたむきに進むちいかわたちに次々と訪れる試練。みんなで乗り越えられるのか……!? そして島に隠された本当の“ひみつ”とは……!?
(公式サイトより引用)
パンフレット購入しました。
ちいかわたちがぷっくり加工になっててかわいい。コンパクトなB5サイズです。
後述するけど、私はちいかわ知識ほぼゼロで挑んだので、最初にパンフレットの前半を読んでおけばよかったと思っています。登場人物(?)紹介があるの。
購入ありがとう漫画なるものも載っているので、好きな方はマストバイな一冊かもしれません。
では、本編の感想行ってみましょう。
映画ちいかわ 人魚の島のひみつの感想
ちいかわ、ほぼ何も知らない状態で観てきた。
知っていたのは「なんか小さくてかわいいやつ」というタイトルくらい。あとは、人から「実はホラーだよ」「労働者階級の悲哀を描いている」「あらゆる角度から読み解ける作品」なんて感想を聞いて、確かめながら観てみた。
まず、ホラーというのには同意。普通に撲殺。演者がちいかわたちなだけで、起きていることだけ見れば普通に怖い映画だと思う。
資格試験の勉強をしたり、討伐の訓練をしたり…こちらも確かに「労働者階級の悲哀」を感じた。
生きていくために資格を取って、仕事のために訓練して、それでも理不尽な出来事に巻き込まれる。ヒトハとフタバがセイレーンの尻尾にやられる場面なんかは、まさにその理不尽さを感じる。
復讐の応酬も、現在の国際情勢を連想させるものがあった。やられたからやり返し、その報復がまた次の報復を生む。かわいらしいキャラクターたちが演じているからこそ、かえって構造が浮き彫りになって見える。
そして、喋るキャラと喋らないキャラがいるのも気になった。これにも何か理由があるんだろうな、と思わされる。そもそも「なんか小さくてかわいいやつ」というふわっとしたタイトルからは想像できないくらい、かなり作り込まれた世界。
とはいえ、ずっと重いわけではなく、「だしが染み込んでいる……」みたいな、おそらくギャグ要素でクスッと笑える場面もある。
おおむね島二郎とラッコのおかげだけど、最後はみんなで力を合わせて問題解決を試みた、というところも映画っぽくてよかった。
好きか嫌いかでいえば、私はそこまで好きではなかったけど、すごい作品だとは思った。 労働、資格、訓練、暴力、復讐、連帯……。かわいいキャラクターたちの日常を描いているようで、いろんな角度から読み解ける。
ひとまず、子ども向けではない…なッ。いや、むしろ観たほうがいいのか??
平日の昼間に大きい映画館で観て、客席かなりの埋まり具合。大人がほとんどという印象でした。
ディレクターズカット版は、原作ちいかわ8巻を読んだうえで書きました。読みたい方はこちら!
鑑賞してほしい映画や感想の感想、お待ちしております。



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