※本記事は西森博之作品に登場する女性キャラクターのファッションを、編集部が独自に考察し、現代のワードローブとして再構成した企画です。作品・出版社とは関係ありません。作品への敬意を込めてお届けします。
流行は巡る。
でも、「タイムレス」は流行ではない。
女性キャラクターの可愛さに定評のある人気漫画家•西森博之氏の作品『天使な小生意気』を読み返していると、作品内のファッションが「懐かしい」より、「今着ても素敵だな」と感じる。
華美な装飾はない。
ブランドロゴも見当たらない。
それでも、ページをめくるたびに目を奪われる。
それは流行を追っていたからではなく、上質な定番を自然体で着こなしていたからなのかもしれない。
20年を経ても素敵な私服…真似したい!
今回は、西森作品への愛を込めて、西森作品の素敵すぎるファッションを、現代に買えるものだけで再現してみようという企画です。
今日取り上げるのはこちらのルック!
LOOK 01
シンプルな白のワンピース+サンダル

今回取り上げるのは、『天使な小生意気』の主人公•天使恵(あまつか•めぐみ)の着るシンプルなワンピースに着想を得たスタイル。
作中では、天使恵ことめぐがシンプルで上質なワンピースを着こなします。
編集部では、このルックが愛され続ける理由を4つ考察しました。
⚫️白を基調にした潔い色使い
⚫️自然な落ち感
⚫️流行に左右されないミニマルなシルエット
⚫️「服が主役」ではなく、「着る人が主役」になるデザイン
近年「クワイエットラグジュアリー」という言葉を耳にする機会が増えました。
めぐのファッションは、その考え方と完全に一致するわけではありません。
けれど、ロゴや装飾に頼らず、素材やシルエットで魅せるという美意識には、どこか通じるものを感じます。
Editor’s Pick
⚫️ワンピース
STNATION THE FIRST アメスリワンピース
編集部が、今回のルックに最も近いと感じた一着。
ストンと落ちるシルエット、上品な長さのスリット、上質な素材感から、めぐの、にじみ出る品の良さが感じられる気がします。
⚫️シューズ
令和にこのルックを取り入れるなら、編集部は足元だけ少しアップデートしたいと考えました。
今年再流行のウェッジソールやミュール、抜け感のあるサンダルを合わせることで、当時の空気を残しながら、今のワードローブにも自然と溶け込みます。
編集部のイチオシはこちら。
ファビオルスコーニ FABIO RUSCONI ミュールサンダル (オフホワイト)
Tony Bianco PENNY SANDAL
ワンピースが主役のルックだからこそ、シューズは控えめで、夏らしい軽やかさを添えてくれるものを選びました。
靴への価値観も令和にアップデート。
苦痛のないローヒールで歩きやすさ、履きやすさのことも考えました。
Smart pick
この世界観を、もう少し身近に。
そんな視点で、編集部が気になったアイテムを選びました。
⚫️ワンピース
ESTNATION スクエアネックアイラインワンピース
こちらもエストネーション。上質な素材感のシンプルなワンピースが多数揃っていて、より自分に合う一着を探しやすいです。
Editor’s Pickよりも取り入れやすい価格帯ながら、ミニマルなシルエットや美しい縦のラインは、今回のルックの空気感を十分感じさせてくれる一着です。
STACCATO カバーアップシースルーサンダル
シアー素材が涼しげで、ワンピースの潔い白を引き立ててくれる印象。
モードになりすぎず、都会的な雰囲気を楽しめます。
CHARLES & KEITH カットアウト エスパドリーユ ウエッジ
ほどよくトレンド感を取り入れたい方に。
ウェッジソールなので高さがありながら歩きやすいと噂…季節感を楽しみながら、デイリーにも取り入れやすい一足です。
編集部総評
めぐのファッションは、「流行を着ている」のではなく、「長く愛される定番を着ている」ということでした。
だからこそ、20年以上経った今でも古さを感じません。
私たちが令和に再現したかったのは、服そのものではなく、その静かな美しさです。
新しいものを取り入れながらも、変わらない価値を大切にする。
それこそが、このルックの魅力なのではないでしょうか。
編集後記
西森作品の魅力は、もちろんファッションだけではありません。むしろ初期の大傑作「今日から俺は!!」に代表されるように、学校、登下校時に起こる独特のテンポ感のドラマ&キャラクターの魅力が半端ないのです。
その中で、時々出てくるキャラクターの、そのキャラクターらしい私服にどうしても惹かれてしまいます。
もしこの記事をきっかけに、作品をもう一度読み返したくなったり、自分らしい装いについて考えるきっかけになったなら、これ以上うれしいことはありません。
─ エリマゲンダイ編集部


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